「使う側より作る側のほうが強い。世の中ってそういうもん。」 最近、読み入っている方のブログに書かれていた言葉。 (この方も、聞いた言葉を引用されておられましたが。)
確かに。と大きく頷いた。 強いかどうかは別として、作る側の観点の方が面白く、奥が深く、 人生を豊かにしてくれるに違いないと思った。
だからと言って、誰もがアーティストや発明家を目指せという訳ではない。 何事においても能動的でさえあれば、いつでも作る側に立てると思っている。
取り組む物事に、受動的かつ否定的であれば、
何も考えることなく、何も身につくことなく、ただ時間が過ぎるだけ。
もうそれは機械化してしまっているのと同じだ。 しかし、物事に能動的かつ肯定的であれば、
それを追求する意欲が現れ、そこにさらに発展性が現れれば、
それはもう十分作る側に立っていると言えるのではないだろうか。
使う側には、使うものの限界がいつかやってくる。
けれど、作る側に使うものの限界がきたとしても、
きっとまた新しい何かを作るだろう。作る側に限界はない。
それが強さに繋がっているのかもしれない。
私たちが Image & Create に重きを置き、 工作のワークショップをしている理由もそこに繋がっている。 特に幼少期に工作などを通して、自分で考え・作ることをしていると、
能動的に考え動くことができるようになると思っている。
自分はどんな風にしたいのか、それにはどうすればいいのか、
思考回路がそんな風に育っていくと思っている。
日本では創作や工作などのアートというカテゴリーを後回しにされがちだが、
アートから得られる思考回路は、
そんな創意工夫を育てる要素が多く含まれていると思っている。
だから、私たちのWSでは how to があまりなく、そして正解がない。 ヒントやコツを伝えることはするが、
自分なりの答えを導いてもらえればそれは全て正解なのだ。
それが能動的に物事に取り組んだ結果だから。
それを子どもに伝えるには、まず親の思考回路を調べるべきだ。 もし使う側にいるのであれば、まず親御さんが私たちの工作WSを受けて欲しい。
脳のストレッチになったというお言葉も頂いている。
作る側の観点を是非体験して、実感してもらいたい。 もちろん、工作に限らず取り組む全ての物事において、
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