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執筆者の写真このちから

5年間のikeso米部


「産後鬱」今のさーちゃんしか知らない人だったら、ほんとに?ってなる事実かもしれないね。

ずっと見てきた私でも、そんな風に感じてしまうくらいあの頃のさーちゃんを思い出せない。

(親は、)子育てを通して、たくさんの人に頼ることを習うんだと思うって書いていたこと、よくわかる!私は、産後鬱ではなかったけど、子どもがやりやすかった分、こうすべきと理想が強かったように思う。1人目でやってあげたことは同じようにしなくちゃいけない!したいと、自分を追い込んでしまったり…2人目まではそれでもなんとかできたけど、子どもが3人になり、そんなん無理やーん!となったことで、本当の意味で人に頼ることが何なのか、気づいたんだと思います。

みんな、そんな時間を経て、ちょっと先輩ママになってるだけなんだけどね。

そんな経験もシェアすることで、産後鬱になってしまうママ達の気づきになるなら…と、ここでも語っていきたいね。

そんな私達が子育てする中でシェアしてきたひとつに米作りがあります。

うちの旦那さんこと隊長が、やってみたいなに真っ直ぐすぎて相談もなしに「田んぼを借りてきた!丹後に家借りた!どう思う?」と、ある日発言。

「はぁー?田んぼ?マジで?何故ゆえ丹後?俺はやるしって…、相談ちゃうやん!勝手に決めてきたなー」と思う私でしたが、と同時に、この覆らない状況をどう楽しむか?と考えたら、子ども達にはいい食育かも?家族や仲間にシェアしたら楽しいかと、ikeso米部ができたのでした。

思った通り、皆さんに一緒にやってもらえたことで、ただの米作り以上にたくさんの経験とかけがえのない時間を過ごすことができました。

赤ちゃんから大学生そして、じいちゃんばあちゃんまでの、年齢層幅広い、立場もいろいろな人の集まりの中、ひとつの作業を共にすることで、それぞれの得意なところで助けあい、学びあい、いろんな目線で子ども達と関わり、大人子ども関係なく思いっきり楽しむことで、お互いに頼りあえる関係が作れたことが大きな財産となりました。

気まぐれな隊長にも、有りやったな!と今では思っています。

それは、「やってみる!」ことは、子育てしていても同じ!そこに学びと成長があるということ。

だから、なんとかなるから、やりたいことやってみる!1人で無理なら助けてもらえばいいのよ!ってこと。またそれが、子育てど狭くなりがちな視野が広がる時間となるのだと、実感しました。

考えてから…と、なかなか足踏みな私だけでは生まれなかった時間と学びだったと思う。

子どもの成長と共に、今までのような米作りには限界があり、今年で一旦米作りは終了することになりましたが、この繋がりは、私だけでなく、子ども達、関わってくれたみなさんにとっての財産で、これからも続けて行きたい大事な繋がりです。(池永)





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