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  • 執筆者の写真このちから

mother 2018.9.28


子どもと同じレベルで楽しむって、

私も大切にしていることのひとつ!

何より、遊びに行ったら楽しまないと損!

とさえ思ってしまうのは、何となく関西人って感じ…?


それは多分、私の母から受け継いだことと思う。


先日、母も一緒に行った家族旅行でのこと。


めぼしい旅館が見つからず、

挙げ句、泊まった先はキャンプ場のバンガロー。

もうすぐ78歳になる母は、

寝床もふかふかの布団でないけれど、

食事も上げ膳据え膳でなく私たちが用意したBBQだけど、

自分では味わえない貴重な体験でこれもまた楽しいと言う。


予定していた場所への交通網が激混みで、

変更して向かった先へは1時間の上り坂の徒歩。

こんな時のために(?)、

普段からウォーキングで鍛えているものの、

さすがに疲れをみせながらも、

苦労して到着したからこそ、

目的地で食べるおにぎりが最高に美味しいと言う。


帰りの高速の渋滞がひどかったため、

高速を降りて、山のくねくね道を走るも、

結局余計時間がかかったのでは?と皆が心で思う中、

母は、動かない車中から高速道路の塀を見ているより、

山の景色も楽しめたし早く着いた気がしたと言う。


ツアー旅行のような旅を好まない私たちが考える遊びを

母はいつも心底喜んでくれる。


そういえば、どこかで聞いたなぁ。

「子どもは母親の笑顔のために努力する」って。

結婚をし、子どもを産み、自立した今でも、

母に笑ってほしいという願いがあるのかもしれない。


そして改めて、私も母として笑顔でいよう。

(芹川)


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