子どもと同じレベルで楽しむって、
私も大切にしていることのひとつ!
何より、遊びに行ったら楽しまないと損!
とさえ思ってしまうのは、何となく関西人って感じ…?
それは多分、私の母から受け継いだことと思う。
先日、母も一緒に行った家族旅行でのこと。
めぼしい旅館が見つからず、
挙げ句、泊まった先はキャンプ場のバンガロー。
もうすぐ78歳になる母は、
寝床もふかふかの布団でないけれど、
食事も上げ膳据え膳でなく私たちが用意したBBQだけど、
自分では味わえない貴重な体験でこれもまた楽しいと言う。
予定していた場所への交通網が激混みで、
変更して向かった先へは1時間の上り坂の徒歩。
こんな時のために(?)、
普段からウォーキングで鍛えているものの、
さすがに疲れをみせながらも、
苦労して到着したからこそ、
目的地で食べるおにぎりが最高に美味しいと言う。
帰りの高速の渋滞がひどかったため、
高速を降りて、山のくねくね道を走るも、
結局余計時間がかかったのでは?と皆が心で思う中、
母は、動かない車中から高速道路の塀を見ているより、
山の景色も楽しめたし早く着いた気がしたと言う。
ツアー旅行のような旅を好まない私たちが考える遊びを
母はいつも心底喜んでくれる。
そういえば、どこかで聞いたなぁ。
「子どもは母親の笑顔のために努力する」って。
結婚をし、子どもを産み、自立した今でも、
母に笑ってほしいという願いがあるのかもしれない。
そして改めて、私も母として笑顔でいよう。
(芹川)
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