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執筆者の写真このちから

高校生の気付き

2019,2,8


「時代遅れ」かあ。私にも長男と身に覚えのあるやりとりだよ(笑)

では、さとみちゃんとこの長男君より少し年齢が上のうちの高校生の次男とのエピソードを一つ。

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「母さん、俺、今日、スマホの中のYouTubeとゲーム全部消したよ。」

高1の次男が先日の夕飯時に宣言。


スマホを持たせてちょうど一年。

長く持たせてなかった反動もあるのか、ハマってるなあ、依存症やん、と見ててため息つく事が多かった。

「触らな使いこなせるようにはならん」という夫の言う事も最もと思い、見守り体制を維持してました。が、内心は「ゲームばっかやん!」と不満。


急展開な事に、理由を聞くと、違う高校に行ってる友達は『THE青春』な生活を送ってるらしい。その話しを聞いて、「いいなあ。」と思ったそう。

見回せば、自分も含めてクラスも部活の仲間も、休み時間などスマホ触ってばかりやんと気づいたらしい。

一緒に話しを聞いてた友達と「俺らも『THE青春』目指そう。スマホ三昧の空気、俺らから変えていこう!」と話して、2人でスマホの中のゲームを全て消したといういきさつでした。


「何も全部消さんでもいいやん。」と言う三男に、「思った時に行動や。それに、やり尽くして、もうちょっと疲れてきてたんよな。」と次男。


自分で気づいたってのが、母は嬉しいよ。

ティーンエイジを満喫しろよー。

少年たちよ、自分の目で見て体で動いて体感してね。

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と、嬉しい出来事を日記として記しました。


「スマホを渡すのは、我が家は高校合格したら。」

というルールにしてたけど、元々自己コントロール力があった次男には、頭でっかちじゃない対応をしても良かったかもしれない…と母も考える一年でした。

「兄も高校からだったし、小さな弟たちだっているし、公平に。」とそれしか考えてなかった。

ちなみに、ゲーム機に関しても同じ対応をしていて、長男次男はゲーム機が家に無い状態で高校中学まで育ちました。


渡す時期は、子ども1人1人の性分や環境を考えてじゃないと、一概に「いつ」とは言えない問題だなー、と母も学びました。

だから、三男、四男の時も、きっと考えるし、悩む事も出てくるかもしれない。

大切な事は、「どう使うか」だし。

使えるツールの一つとしてバランス良く使ってほしい。


そして、今回の次男の気持ちも、もしかしたら行きつ戻りつかもしれない。でも、まずは、自分で顔を上げた事を喜びたいです。


家での約束事、ゲームに限らず使い方のルールやマナー、携帯以外のアンテナ。

見守りや声かけは、続きます。

(西垣)



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