母のエール。ウルッときますね。
こんな歌詞を思い出してしまいました。
ーーしてあげられること、もう何もないのかしら…
いつかあなたが旅立つときは
きっと笑って見送ってあげる。
でも、ちょっとさびしいかな…
お願い、しっかり生きて。
「おおかみこどもの雨と雪」主題歌「おかあさんの唄」より
今はまだ10歳のわが子。旅立つ時なんて、まだ想像もできないけど、
しっかり生きてほしい、全ての根底にはこんな気持ちがあるような気がします。
と、センチメンタルな気持ちを引きずりつつ、今日はこんな本の紹介を。
『されど愛しきお妻様ーー大人の発達障害の妻と 脳が壊れた僕の18年間』
著者/鈴木大介
これ、ちょっと潔癖性な方、とか、過干渉気味な方、とか、オススメです。
ま、ズバリ私のことなんですけど(笑)。
発想の転換というのかな、モノの見方が変わる一冊です。
発達障害とか関係なしに、目の前の人間関係に困っていたらどうするべきか、
それは自分次第なんですよね。そんな事が具体的に書かれていたような気がします。
何回言ってもいうことをきかない子ども。泣きわめく子ども。
自分の思い通りにならない子育て。
そんな時、子どもの頭ん中はどうなっているのか、
じゃ、私はどうしてあげれば良いのか、
そんなことを解説してもらったような気になりました。
もちろん発達障害を知りたい方にもオススメです。
なんとなーく知っているつもりでいた発達障害の当事者側の気持ち
(厳密には高次脳機能障害を負った作者本人の気持ちなんですが)が描写されていて、
とても理解しやすかったです。
(芹川)
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